お経の教え📕
新年度が始まり、色々な変化に対応しなければならなかった4月。
緊張状態にまとまった休みが癒しとなった5月。
新年度から2ヶ月が経ち、そろそろ今のリズムに慣れてきた頃ではないでしょうか?
どんなに環境が変わろうと、仕事内容が変わろうと出てくるのは
「言った」か「言っていない」かのお話。
報告したはずなのに、「聞いていない」。
その反対に、聞いていないのに、「報告した」というのはよくある話。
しかし、言ったか言っていないかはある意味で、解決しない話でもあります。
まさに、“水掛け論”。
言い切ってしまえば、なかなか引くこともできなくなってしまい、妥協しながらまとめていくか、どちらかが我慢をすることになるか…
本来は「言ったか」「言っていないか」は問題ではありません。
互いに“思いやり”を持って過ごすことが重要。
しかし、そんな人で溢れかえることなんてありません。
理不尽を感じたり、常軌を逸している場面に遭遇したり。
それも含めての人生です。
であれば、なんとするか?
私は心の修行と捉えております。
嫌な言葉を発してしまっても、嫌な言葉を耳にしても、本当の私の心の中は清くありたいと思うようにしています。
「六根清浄」のお経にそのような言葉があります。
理不尽はそんな私の心を試しているのか!?
と勝手に思うようにして、清い心で向き合うようにしています。
なかなか難しいこと。
私もまだまだ修行中でございます。
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