修験道について⛰️
「修験道(しゅげんどう)」という言葉をご存知でしょうか?
我が寺院の特徴の一つとして「修験道」という言葉が挙げられます。
「修験道」とは、日本の伝統的な山岳信仰と仏教・神道が融合した宗教体系のこと。
そこでは、修験者(しゅげんじゃ)と呼ばれる行者たちが山などでの厳しい修行を行います。
“護摩行“や“滝行“も代表的な修行の一つ。
四国香川県の「虎丸山」はその修験者にとっての霊山。
祖父が子どもの頃によく登っていたと話してくれていたこともあって、いつかは登りたいと考えていました。
「子どもの遊び場と言われているのなら当然、簡単に登ことができる!」
そう思っていたのですが、初めて登った時、すぐに引き返してしまいました。
「修行が足りない」
と言われれば精進の道しかありませんが、改めて祖父の偉大さに気づいた瞬間でもありました。
令和7年。
天候や気候のお陰でなんとか登り切ることができました。
頂上に着くと、登山のルートが3つ。
1kmのコース。
2kmのコース。
3kmのコース。
私たちは2kmのコースでした。
気になるのは最短の1kmのコース。
なんと修験者がつくったコースとのことで。
…キツくないわけがありません。
でも…次回はチャレンジしてみたいです。
頂上に登り景色を眺めると、なんだか風景は常滑に似ています。
ご縁を感じる時間となりました。
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